ハーシスの登録方法と登録しないとどうなる

ハーシス





ハーシス登録方法

ハーシスは誰でも登録できるものではありません。

新型コロナウイルスへの感染に備えて利用を希望する人もいるかもしれませんが、医療機関及び陽性者でなければ利用することができないです。

そのため、個人の場合は保健所から届いたショートメッセージを介さないと登録できません。陽性となった場合は保健所からハーシスの案内が届くので、案内に沿って作業を進めていく必要があります。

詳しいやり方については送られてきたURLやリーフレットを参考にしましょう。初回ログインの際にはショートメッセージで受け取ったIDを利用することになります。

手順通りにIDなどを打ち込んだらログインできるはずです。登録が完了すると、健康管理機能などが使えるようになります。

子供や高齢者などの本人がスマートフォンやパソコンを持っていないケースもあるはずですが、その場合は家族が所有する端末を活用することができ、同様の手順で登録を行うことが可能です。

ハーシスに登録できない場合

まずはIDの入力ミスです。

最初は保健所から届いたショートメッセージなどに記載されているIDを使用する必要があり、間違っていれば登録することができません。

IDを打ち間違えていないか確認したり、コピーアンドペーストを試したりすることをおすすめします

陽性者でない場合も登録することはできないです

感染者以外に案内のURLが届くことはありませんが、陽性者の家族のついでに陰性であった家族の登録を行おうとするケースもあるでしょう。

ハーシスは陽性者のためのシステムであり、陰性であった人は利用する必要がないものなので、感染が確認された人でないと利用できないと覚えておく必要があります。

陽性者でありIDも間違えていないはずなのに利用できない場合は、専用ダイヤルで相談すると良いです。

平日の9時30分から18時15分まで対応しており、登録に関するサポートも受けられるので電話してみましょう。

ハーシス登録家族について

ハーシスに登録するのであれば陽性者や家族の健康状態を入力できるようになります。

健康状態を入力することで、どのような経過を辿っているか確認することが可能です。

個人的に症状や経過を確認に使えるだけでなく、保健所からのサポートにも役立てられていることを知っておくと良いでしょう。

ハーシスに登録した内容は、自動的に管轄している保健所に共有されることになっています。

リアルタイムで情報が共有されるため、保健所はハーシス登録者の状況を素早く知ることが可能です。

素早いサポートや特別な対応が必要な場合もありますが、ハーシスを介することで陽性者が保健所に連絡しなくても保健所からフォローの連絡が受けられることがあります。

新型コロナウイルスに関しては不明なことも多いですし、急に症状が悪化するケースも少なくないです。

わざわざハーシスに登録する必要がないと思う人もいるかもしれませんが、登録しておくと陽性者と家族を守りやすくなることを知っておきましょう。

ハーシスには個人向けのものだけでなく、医療機関向けのものもあります。

医療機関用のハーシスは、新型コロナウイルスの診断や治療を行っている病院で必須のシステムです。

任意で利用するものだと勘違いしている人もいますが、原則としてハーシスを利用することになっています。

新型コロナウイルス感染症の発生届の提出は義務化されており、基本的にはハーシスを介して提出を行うので、このシステムは必要不可欠な存在だと言えるでしょう。IDやパスワードが自動的に付与されず、管轄の保健所で発行してもらわないといけません。

ハーシス登録の必要がある医療機関は、まず保健所に問い合わせを行うことから始める必要があります。

医療機関で登録された内容も保健所に共有され、新型コロナウイルスに関する情報を医療機関と保健所間で確実に共有できるようになるでしょう。専用ダイヤルが用意されているため、登録に関して疑問や問題がある場合は相談することができます。

ハーシスに登録しないことの問題

個人の場合は保健所への情報共有を円滑に行うことができません。

緊急性の高い症状がある場合に素早く気づいてもらえない可能性があり、処置が遅れてしまう恐れもあります。

登録していない陽性者に対してもフォローは行っているものの、フォロースピードが遅くなることがあると理解しておくべきです。

また、療養証明の取得が煩雑になります。ハーシスに登録している場合はシステム上から取得できますが、そうでない場合は取得に手間と時間がかかるでしょう。

医療機関の場合はコロナウイルス感染者の診断や治療を行った際の報告業務が面倒になります。

ハーシスであればシステムに登録するだけで良いですが、これを活用しない場合はファックスや電話によって保健所に連絡する必要があるでしょう。

このような問題が起こることになるので、個人であっても医療機関であってもハーシスの登録は必要だと言えます。

 



コメント

タイトルとURLをコピーしました